山崎真実の肌がその美しいと言える生々しさが美しい自然描写の中に映える、ヒロインの心模様を表情のみで描き出す監督内田伸輝の演出がさえる、これは一人の女性が心のよりどころを求めてさまよった先にみを寄せた田舎の家で再生の道を模索するヒューマン・ドラマです。グラビアアイドルとしてはじけるばかりの明るさと若さでおおくのファンを持った山崎真実が年齢を重ね新たに女優としての飛躍をかけての新境地とも言える役作りに正に体当たりで演じているのが伝わる作品である、アイドル山崎真実ではなく女優山崎真実を観ろ。
『さまよう獣』（2013）は、東京フィルメックス最優秀作品賞受賞の内田伸輝監督による商業デビュー作で、都会を離れて田舎の村に現れた謎めいた女性・キヨミ（山崎真実）が、村の男たちを翻弄しながら、自身の“生きる意味”を模索するヒューマンドラマです 手持ちカメラを排し、安定した“フィックス画”による映像美を追求。「光と風と緑のきらめきをとらえた美しい映像」も高く評価されています
- 山崎真実は、等身大かつ複雑なヒロインを好演。「普通の女の子が一歩踏み出そうと試行錯誤する姿」「感情の起伏が激しい難役だった」と語り、抑制された涙の表現にも苦労したとのこと
彼女が女優としての覚悟を見せた写真集・・・・・・・
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