ミスアースで代表に選ばれたときのインタビュー記事の受け答えをみても、彼女の性格が見えて取れます、ファンになって応援したいという気持ちにさせられます、今後の活動の幅を広げれば、今のグラビアの活動の機会も減ると思います、だからこそ輝き始めた今の一番の彼女をみておかないとと思います。
ただ、ここまでがんばらないと次につながっていかないと考えると、いまミス・アースでがんばっている方々もなかなか大変ですよね。
斎藤 大変なことはもちろんありますが、どんなにお金を払ってもできない経験をさせていただける大会だと思うので、わたしにとってもミスアースに出会えたことは人生の分岐点でもありましたし、一生の財産です。また、わたしは優勝しましたが、その裏にはたくさんの負けてしまった方がいる。「その方たちに恥じないように」という思いを胸に、いままで活動して来られました。「負ける」ということは「勝つ」より何倍もの意味を持っていると思います。なので、負けた方たちにも応援してもらえるように、これからも高みを目指していきたいです。
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――斎藤さんの半生を聞いてきて、かなり苦労をしてここまでこられたんだなと思いました。
斎藤 そうですね。ミス・アース日本大会の最終審査で、ランダムに選ばれた審査員のフリー質問に応えるという質疑応答があったのですが、そのときわたしが聞かれた質問が、「あなたのこれからの人生で、いちばん重大な欠点は何ですか?」だったんです。わたしはそこで「欠点はありません」と答えました。もちろん、いろんな苦労や怪我もありましたが、「人生で起こることにはすべて意味があり、欠点も大切だと思います」と続けました。本当はそこで自分の欠点を述べたほうがいいのかもしれませんが、本心から出てきたのがその言葉でした。怪我をしたけど、それをきっかけにアイドルになったから、その怪我には意味があった。さまざまな挫折やつらいことも、いまにつながっていて、人生で起こることのすべてに意味があると思います。やはり、やっぱり苦労をすることは大事だなと思います。
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